中古ポルシェのカイエンを現車確認せず通販感覚で買ってみた その2
*当サイトは、アフィリエイト広告を利用しています。

中古のポルシェカイエンを現車確認せず通販感覚で買ってみた。

前回は、1.購入したカイエンの概要、2.現車確認せずに購入した理由、3.カイエンを選択した理由、4.購入前に検討した事項として、車やお店の選び方についてをお送りしました。

前回の記事が気になる方は↓からお読みください。

今回は、購入前に検討したことの続きで、主に維持費についてをお送りしたいと思います。

当ブログでは、公認会計士や税理士のこと、趣味や日常の出来事について発信しています。(最近は車にはまっています。)

記事が面白いと思ったら、X(旧Twitter)でのpostやブックマークをお願いします!

購入前に検討したことの続き

3 維持費がいくらかかるのか

車を購入するのにあたって、購入費用だけではなく、維持費も考慮する必要があります。

かつて、私はトヨタのアリストを購入し、維持費で苦しんだ経験があります。

車を何台か所有したことで、維持にかかる費用がどんなものかについてもわかるようになりました。

もっとも、現在はネットで調べれば維持にかかる費用項目にどのようなものがあるか簡単に調べることができます。

ところが、ポルシェについては、維持費が高いとか、車検代が何十万もかかる、修理に何十万もかかるといった情報ばかりが目立ちます。

そこで、私が検討した維持費とわかる範囲で実際の維持費についても読者の参考となるように記載していこうと思います。

  • ガソリン代

みんカラで、カイエンの平均燃費が記載されており、そこでのリッターはおおよそ6.5kmでしたので、6kmを目安に計算しました。

セレナは街乗りリッター8kmほどでしたので、あまり変わらんだろうと思っていました。

しかし、思っていたより街乗りの燃費は悪かったです。

街乗り燃費(市街地)4.5km/リッター

高速8km/リッター

と考えておけば大きく外すことはないと思います。

ただし、あくまでも958後期のベースグレードのカイエンの場合はです。

年式、モデル、グレードによって差があると思うので、GTSやターボはもう少しシビアに見た方がいいのではないかと思います。

なお、カイエンの運転が楽しくて色々出かけてしまうので、ガソリン代はセレナの時に比べてかなり増加傾向にあります。

  • 自動車税

自動車税は、年に1回必ず支払う必要があるもので、自動車の排気量に応じて金額が変動します。

カイエンの自動車税は66,500円です。

ちなみに、セレナは39,500円でしたので、27,000円の増加となりました。

  • タイヤ代

中古車の場合、どんなタイヤが付いているのか状態を聞いておいた方がいいと思います。

私は、タイヤの溝、製造年、タイヤサイズを販売店へ聞きました。

タイヤの溝は問題なかったのですが、製造年が2014年と古かったので、私の方で新品タイヤを手配して販売店へ直送し、納車前に取り付けしてもらいました。

ちょうど冬だったのと、私の居住地域は、雪が降るのでスタッドレスタイヤを選択しました。

私のカイエンのタイヤサイズは4本ともに255/55/R18でした。

スタッドレスタイヤは、ある程度信頼できるものが良かったので、横浜タイヤのアイスガードを選択しました。

通販で一番安いところで購入し、4本セットで10万円ちょっとでした。

サマータイヤについては、冬と同じホイールを利用し、組み換えをする予定でした。

しかし、実車が届いてみるとインチアップがしたくなってしまい、結果的にホイールも新調することになりました。

サマータイヤのサイズは、4本ともに275/45/R20です。

カイエンは年式グレードによっては、フロントとリアのタイヤサイズが異なる場合があるので、購入前に販売店に確認しておくといいと思います。

サマータイヤは、タイヤ、ホイール、TPMS(空気圧センサー)、取付工賃すべて含めて364,000円でした。

サマータイヤの購入インチアップについては、別の機会に詳細をご紹介したいと思います。

18インチにしたり中古ホイールを視野に入れれば、サマータイヤセットももっとお安くできるかなと思います。

なお、空気圧センサーについてですが、私は最初何のことか知らなかったので少し詳細をお話しさせていただきます。

車のホイールには基本的にバルブ(空気をいれるところ)が付いていません。

そこで、ホイールを新調する際はバルブも同時に購入する必要があります。

ポルシェの場合、基本的にこのバルブは空気圧センサーが付いたバルブを利用する必要があります。

空気圧センサー付きのバルブのことをTPMSと言います。

TPMSを装着していないと、インパネにエラー表示が出ます。

また、どのTPMSでもいいわけではなく、車両に適合したものを取り付けないと、カイエンが認識してくれません。

TPMS
TPMS
  • 車検代

車検代については、まったく検討が付きませんでした。

わかるのは法定費用のみ。

車検の法定費用は、約60,000円ですが、部品代や手数料などがどれくらいかかるのかどうか、、、

正規ディーラーであるポルシェセンターは、高額になることが予測されるので、民間の工場にお願いする予定でした。

セレナの3回分の車検平均が150,000円でしたので、1.5倍ほどを見込んで230,000円~250,000円ほどの予算を確保する予定でした。

結果的に購入後1回目の車検は181,000円ほどに収まりました。

戦々恐々としていたのですが、直近で受けたセレナの車検より安く済んで驚きました。

車検の詳細は↓よりどうぞ

  • 整備工場をどうするか

ポルシェなので、家の近くに整備をしてくれる工場がないと、色々と大変かと思います。

私の場合、購入段階ではどこの工場に依頼するかは、決まっていませんでした。

幸い近所にリベラ―ラがあるので、メンテナンスできる工場も近くにあるだろうと予測し、最悪の場合はリベラ―ラに紹介してもらう予定でした。

結果的に、家の近くの工場でポルシェを見てもらえる工場があったので、諸々の整備をそちらへ依頼することしました。

  • 保険代

車を購入するにあたり、任意保険も検討しなくてはいけません。

任意保険は、人によって金額が全然違うので、なかなか予測がしにくいところです。

セレナは車両保険に入らないプランで、年間約37,000円でした。

私はゴールド免許で、自動車保険を使ったことはありませんので、年間10万円程度に収まればいいと思っていました。

結果的に、夫婦限定、年齢35歳以上、車両保険を含めて東京海上日動で年間約11万円でした。

やや上振れしましたが、まずまずの着地点ではないかと思います。

なお、ある程度の年数が経過したカイエンで、車両保険付きの自動車保険を提供している保険会社は限られているみたいです。

それと、私が自動車保険で必ず入れるようにしているのが、弁護士特約です。

交通事故(とくにもらい事故)の示談交渉では、弁護士を入れるのと入れないのでは、賠償請求額が数百万円単位で変わってくることもありえます。

交通事故は必ず弁護士を入れて交渉したほうがいいので、弁護士特約は入るようにしています。

  • メンテナンスグッズ代

メンテナンスグッズについては、車両の購入時にはあまり考慮していませんでした。

主にメンテナンスグッズは、洗車グッズ、車内用品などでしょうか。

メンテナンスグッズについては、個々人がどこまでこだわるかによって発生するコストが変わってくる部分かと思います。

私は自宅で洗車しており、色々な洗車グッズを購入しています。

参考になるかわかりませんが、月に数千円~1万円程度の予算を確保しておくと色々楽しめるのではないかと思います。

ガソリン代 街乗りリッター4.5km、高速リッター8km
自動車税 年間66,500円
タイヤ代スタッドレス 約100,000円
タイヤ代サマータイヤ(ホイール、TPMS、取付工賃込み) 約364,000円
車検代(実費) 182,000円
任意保険(利用者限定、年齢制限あり、車両保険、弁護士特約あり) 年間約110,000円
メンテナンスグッズ 人による月数千円~1万円程度
駐車場代 我が家はなし

初年度なので、タイヤ代は大きな出費になりましたが、次回のタイヤ購入まで数年は発生しなくなるコストです。

さらに冬と夏のホイールはそろったので、次回はタイヤ本体のみの購入+取付工賃だけで大丈夫かと思います。

また、来年の定期点検は予算10万円ほどを見込んでいます。

維持費は所有者の状況によって異なるので、購入の前に自身の状況に即した維持費をシミュレーションしておくことが大切かと思います。

駐車場問題

我が家は、駐車場がすでにあるので、維持費として駐車場を考慮することはありませんでした。

しかし、カイエンは横幅が大きいので、外出先で駐車場に苦労する可能性があります。

セレナは全幅1,735mmで後席はスライドドアです。

カイエンは、全幅1,939mmあり、スライドドアではありません。

セレナで駐車場に困ったことはありませんが、カイエンは果たして、、、、

そこで参考になったのが、トヨタのランドクルーザー300のオーナーのお話でした。

ランクル300は、全幅が1,980mmとカイエンより大きいです。

その方のお話では、駐車場は特に困ることはなく、我が家の近所にある駐車場が狭い某スーパーにも行けているとのこと。

さらに、奥様も運転されているということではありませんか!

おお、これはありがたいお話!!

それであれば、カイエンでも大丈夫そうと判断しました。

実際に、購入から8か月使用し、近所の買い物や旅行先で駐車場に困ったケースはほぼありませんでした。私は。

というのも、やはり大きいのと、ぶつけると修理費が高いことが想定されるので、妻は駐車場が狭いところには行きたがりません。

納車までの期間

カイエンを購入することを決めたのが、2023年12月末でした。

納車は2024年の2月上旬でしたので、納車まで約2か月といった感じでしょうか。

中古車としては納車までに時間がかかったなあというイメージです。

というのも、遠方から運搬してもらうため、運搬の手配で通常より1週間ほど遅くなり、私が取りにいく日程の都合もあり、さらに1週間ほど通常納期より延びたという感じです。

したがって、通常であれば1か月程度で納車になるのではないでしょうか。

近年の新車の納車期間より圧倒的に早いですよね。

次回の予告

というわけで、今回はポルシェのカイエンを購入にあたり検討した事項の続きをお送りしました。

次回は、車の外観や内装の詳細、現物を見ずに納車されてから実物を見た感想をお話ししたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました!

 

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事