会計士試験合格に使った道具まとめ|あればいいもの・なくていいもの
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高卒×地方開業×公認会計士のMaruです。

今回は、私が公認会計士試験に合格するまでに使った勉強道具について紹介したいと思います。

私が公認会計士受験生に向けて言いたいことは、早く合格したいのなら「合格者の真似をしろ」ということです。

また、一人の合格者の真似をするのではなく、色々な合格者の勉強方法から、自分にあった方法を選択して継続することです。

私の経験から、自分に合わない方法というのもあるからです。

それでは、私が公認会計士試験合格に使った道具について解説したいと思います。

ボールペン/修正テープ

公認会計士論文式試験では、ボールペンを使います。

書く量が多いため、ボールペンは書きやすいものを意識して選びました。

私がお気に入りだったのは、JET STREAM(ジェットストリーム)の0.7mmです。

芯が細すぎると書き心地が悪くなり、芯が太すぎると回答用紙に文字を詰め込むことができなくなります。

世界堂みたいな文房具店に行って、書き心地を色々と試してみるといいでしょう。

修正テープは、5mmのものを愛用していました。テープ幅が広すぎると、余計な部分まで消してしまうおそれがあります。

修正液は乾くのに時間がかかるのでおすすめできません。さっと時間をかけずに修正できるものがベストです。

三菱鉛筆 ジェットストリームボールペン 0.7mm
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シャープペン

公認会計士の短答式試験でマークするときや計算の下書きなどに使います。

こちらは、握り心地がよいものを重視して選びました。

メーカー等の記載がなく詳細は不明なのですが、値段は1,800円くらいの少し良いものを選びました。もう10年以上使っています。

電卓

私は、カシオのラトーラという機種を使っていましたが現在は廃番です。

電卓は日数計算機能が付いているといいです。たまにしか使いませんが、便利です。

実はカシオのラトーラの前にシャープのEL-G36を使ってました。

でも周りで使っている人が多く、おまけにダサかったのでラトーラにしました。

ところが、ラトーラが壊れてしまったので現在はEL-G36を使っています。

なお、EL-G36は廃番のため現行はEL-G37になるのかと思います。

EL-G37の方がかっこいいですね。買い替えようかなあ、、、

カシオとシャープでは、ボタンの配置が違いますので、どちらがいいのかしばしば論争になります。私は電卓を打つのが速いわけでもなく、どちらかというと遅いし苦手な方ですのでボタン配置はどうでもいいと思っています。

自習室や本試験会場でめちゃくちゃ電卓叩くのが速かったり、豪打する人がいたりしますけど、気にしなくて大丈夫です。

カシオ LATORA

シャープ EL-G36

シャープ EL-G37
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iPhone

ちょっとした調べものをしたり、スケジュールの管理もカレンダーでできます。

また、会社法のアプリが無料で手に入るので使っていました。

予備校まで電車で移動する時間に会社法のテキストなどを暗記して、条文はアプリで読むといった感じに使えます。

腕時計

腕時計は試験時間の確認に使うのですが、アナログタイプのものを使用しました。

試験開始からの経過時間と残り時間がわかりやすいというメリットがあります。

付箋

あとで見返したいところなどに貼ったりしていました。

また、後述しますが、テキストを分解して論点ごとの見出しにも活用しました。見出しに使うタイプは貼り直しできるタイプがおすすめです。

現在の実務でもよく使ってます。

ポストイット 付箋 フィルムインデックス
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26穴バインダー

計算科目のテキストを分解して26穴バインダーに綴じこむのに使いました。

レジュメの多い科目に使ってもよいと思います。一緒に綴じこんでおけますので。

26穴パンチは予備校にあるものを使いましたが、パンチは買うとかなり高いです。

26穴バインダーの活用は、テキストをばらすのと穴あけに時間がかかり、バインダーを買うお金がかかるのがデメリットです。

テキストはレンジでチンすると分解しやすくなります。(加熱しすぎに注意!)

26穴バインダー
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コクヨ 26穴パンチ
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ルーズリーフ用紙

ルーズリーフ用紙は自分なりに間違いやすいところや、比較論点などをまとめるのに使いました。

まとめたものは、テキストを分解した26穴バインダーの関連論点に挟み込みます。

プリンター/コピー用紙

あまり使用頻度は高くありませんでしたが、あると便利かと思います。

コンビニや予備校の有料コピーを使うのも手かと思います。

蛍光ペン

蛍光ペンは、当初消えないタイプを使っていましたが、途中から消すことができるタイプを活用しました。間違って引いてしまっても大丈夫です。

使った色は、黄、赤、緑、青です。特によく使ってたのが、黄と赤です。

マーカーを引きすぎるとどこが重要なのかわかりにくくなってしまうので注意です。

テキストの重要そうなところは一度シャープペンで線を引くなど印をつけて、勉強を進めていく中で本当に重要なところを黄色マーカー、さらに勉強を進めていく中で、忘れやすい場所やもっと目立たせたい場所は黄色に赤色を重ねてマークするとオレンジ色になりますので目立つようになります。

緑は黄色に重ねても緑になります。緑は主に短答用といった感じに使いわけます。

青は気まぐれで使っていました。

耳栓

耳栓は本試験でも使用できますし、余計な音が遮断されるので勉強に集中することもできます。

私は、電卓豪打する人が自習室にいたり、本試験で近くにいると嫌だったのでリスクヘッジも兼ねて耳栓を活用しました。

セロテープ

本試験の時しか使いませんでしたが、受験票を机に貼るために使いました。セロハンテープで固定しておけば落ちたりしません。

あればよかったと思うもの

ノートPC

マイクロソフトオフィスの入ったパソコンがあると便利です。

例えば、間違いやすい論点のまとめや、計算の解法をまとめたりするのにあると便利だと思います。写真撮って加工とか、図や表を作るのも簡単ですから。

手書きだと、後で修正がしにくかったり、まとめるのに時間がかかってしまいます。

でも、私が受験生の時は、ワード、エクセル、パワポ使えませんでしたけどね笑

パワポは直感的に使いやすいと思うので、初心者でも使いやすいと思います。ワード、エクセル、パワポはググれば使い方はいくらでも出てきます。

なくてもよかったもの

手帳

公認会計士試験初年度はライブ講義を選択してしまったので日程を管理するために手帳を使っていました。

でも、iPhoneのカレンダーなどで日程管理が簡単にできるので、今だったら手書きの手帳は使いません。手書きの手帳はスケジュールの移動や修正が大変です。

なお、私が今から公認会計士の勉強を始めるならライブ講義は絶対にとりません。ネット配信講義などを選択して再生速度を上げて受講するようにします。

以上、私が公認会計士試験に合格するまでに使った道具のまとめになります。

これ以外にも、答練やテキスト、問題集を使ったりしましたが、それはまた機会があればまとめたいと思います。

コメント一覧
  1. 初めまして。shunと申します。
    公認会計士に興味を持ち、様々なブログやsns等を見る中でここにたどり着きました。
    普段はコメントしないのですが、あまりにも今の自分に重なってしまったので、コメントしてしまいました。と言いますのも、現在25歳、高卒、フリーターで大した職歴も資格もありません。
    公認会計士を意識し、挑戦してみたいと思った経緯もMaru様と似ていました。
    投稿されているブログを拝見し
    今の自分には刺さるものがありました。
    現在の年齢、難易度の高さから今1歩進めず、でも何かしら行動を起こしたく簿記の3級を勉強しております。
    この覚悟の弱い人間に厳しいお言葉を頂けないでしょうか。
    長文失礼致しました。

    • shunさん

      ご返信がおそくなりまして大変申し訳ありません。
      本業に集中していた関係で、確認が遅れてしまいました。

      さて、高卒25歳(現在は26歳でしょうか)、フリーターとのことで、将来を変えたいと思っているのでしょう。

      私が公認会計士へ辿り着くまでの原動力は、当時25歳の自身の現状に対する不満と、将来に対する不安でした。

      現状に対する不満というのは、住んでいる場所に対する不満、年収に対する不満、仕事に対する不満、私生活に対する不満でした。

      築30年超で隣人の咳が聞こえるような壁の薄さのボロアパートに住み、薬中のようなおじさんが隣人で毎晩のように騒音が聞こえ、冬はめちゃくちゃ寒い、年収は200万円程度、仕事の将来性は見込めず、彼女もいない、音楽が好きで音楽活動をしていましたが、うまくいかず、誰からも認められている気がしないというような状況でした。

      このままの状況が続くと、将来どうなってしまうものか、、、

      きっと年を取ってもボロアパートに一人で住んで、毎日の生活費だけをバイトで稼ぐ生活を続けることになる、、、

      そんなのは最悪すぎる!と思っていました。

      確かに公認会計士試験は難しいもので、試験には何度も落ちました。

      試験に落ちるたびに、応援してくれていた周りの人が、また落ちたのかという反応になりました。

      試験に受からないと、この先ずっと絶望が続くと思いました。

      そして、ある朝起きたら不安で手が震えることがありました。初めての経験でしたが、きっと試験に落ち続けたプレッシャーなどが蓄積されていたのだと思います。

      6回目の一次試験に不合格となった時に、本当にもうやめよう、もうやめたい!と思いました。

      自分なりに努力したつもりでした。ギリギリの生活費を稼ぎながら1日に何時間も勉強し、時には睡眠時間も削って勉強もしましたが、結果は出ませんでした。

      資格予備校で朝から晩までずっと勉強していた人が、翌年の公認会計士講座でまた勉強している光景も目にしてきました。

      私が6回目に落ちた一次試験は12月の試験でした。資格予備校のコースでは翌年5月の一次試験も目指せるもので、5月の試験に合格すれば12月試験の合格者と同じ8月の二次試験を受験できるものでした。

      私はこれが最後のチャンスだと思って、もう一度だけ頑張ってみようと思いました。これで駄目なら撤退しようと決めました。

      そして、勉強方法などを見直し、最後のチャンスをつかみに行きました。

      手ごたえはなかったものの、5月の一次試験に合格し、そのまま8月の二次試験にも合格しました。本当に本当に嬉しくて、涙がでました。

      そして、私は公認会計士になりました。

      公認会計士になることで私の生活は大きく変えることができたと思います。

      誰もが羨むようなものではないかもしれませんが、結婚をし、子供も持ち、一戸建(賃貸ですが)に住み、車を持ち、年収は1,000万円を超え、先生と呼ばれる仕事をしています。

      来年には法人を設立し、社長として事業活動も開始する予定です。

      公認会計士合格までの数年間は、血の滲むような努力をする必要があります。

      しかし、その後の数十年間は自分が引退しようと思うまでは公認会計士として生活していくことができるのです。

      私のおすすめは、公認会計士の勉強をしながら、簿記3級、2級、1級と取得していく方法です。

      公認会計士試験の勉強をしていれば、簿記検定は過去問対策をする程度で合格できます。

      仮に公認会計士試験から撤退した場合でも簿記検定に合格したという実績は残すことができます。

      高卒から公認会計士になって人生を軌道修正させるには、行くも地獄・戻るも地獄になると思います。後悔しない選択をしてください。

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